“確認申請が重くなった”を、悪い話だけで終わらせない

ここ1年くらいで、家づくりやリフォームをご検討されている方から、「以前より確認申請に時間がかかる感じがしますね」という話を聞くことが増えました。

設計や現場に関わる側としても、以前より“前倒しで整えておくべき事”が増えている感覚はあります。

菊池です。

国土交通省の案内でも、建築基準法改正に伴って、建築確認や検査、審査省略制度の対象が見直され、木造戸建住宅の確認手続きもこれまでより丁寧さが求められる流れになっています。

また、大規模な木造戸建てリフォームについても、確認手続きが必要になるケースがあります。

こういう話を聞くと、「面倒になったな」「時間がかかるな」で終わりがちですが、個人的には、それだけではないと思っています。

構造や省エネに関する部分を、以前よりきちんと確認する流れになったということは、裏を返せば、住まい手にとっての安心材料が増えるという面もある訳です。

もちろん、実務としては簡単ではありません。

確認申請が絡むと、設計の詰め方、図書の準備、スケジュールの組み方など、以前以上に段取りが大事になります。

だからこそ、お客様側も「急げば何とかなるだろう」ではなく、少しだけ余裕を持って相談や計画をスタートする方が、結果としてスムーズかなと思います。

大事なのは、制度を怖がることではなく、今のルールの中でどう家づくりを整えるか。

時間が必要な理由をちゃんと説明してくれる会社なのか。

どこで何が必要になるのかを、分かりやすく伝えてくれるのか。

そういう点も、会社選びの一つの視点になるのではないでしょうか。

“以前より慎重になった”というより、“以前より見える化された”と捉えると、少し受け止め方も変わるかもしれませんね。

それでは、また。

No.7061

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