
住宅でも法人建物でも、工事やメンテナンスの現場では、どうしても経験値の高い人に頼りたくなります。
ただ、頼れる人がいる状態が長く続くと、気づかないうちに情報が属人化し、いざというときに困ることがあります。
属人化を減らす最初の一歩は、「画像を残す」ことです。
工事前・工事中・工事後の写真を、場所と日付が分かる形で残しておく。
住宅なら設備の型番、法人なら機械室や配電盤まわりなども含めておく。
これだけで、後から相談するときの説明が格段にラクになります。
次に、「判断の理由を一行だけ残す」こと。
なぜこの材料を選んだのか、なぜこの工法にしたのか、なぜこの順番で修繕するのか。
完璧な議事録は不要で、一行でも理由が残っていると、次の担当者が納得して動きやすくなります。
さらに、「連絡先と履歴を一箇所に集める」。
どこに頼んで、いつ対応してもらったのか。緊急時に誰へ連絡すればいいのか。
これが散らばっていると、トラブル対応の初動が遅れます。会社でも家庭でも、連絡網が整っているだけで安心感が増します。
現場や建物は、最終的に“人が回す”ものです。
属人化をゼロにはできませんが、小さな記録を積み重ねるだけで、「誰でも動ける状態」に近づけます。
引き継げる現場は、結果として強い。そんな視点で、日々の記録を少しだけ整えてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
No.7020
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