意外に見落とす?モデルルームでは「窓」にも注目!

住宅を建てて住み始めてから、「ここはこうすればよかった」「こんなはずではなかった」と思うことは少なくありません。この「後悔」で意外に多いのが窓に関する問題です。 窓は採光や家具の位置にも大きく影響するものですが、プランニングの段階では、間取りや動線、内装などに気を取られ、後回しになってしまいがちです。 また、平面の間取り図では窓の高さと目線の関係がわかりにくく、イメージがつきにくいということも影響しているでしょう。住宅展示場のモデルルームは、窓についてのあれこれを確認するための絶好の場所です。窓の形、大きさ、配置など、さまざまな点に注意して見学してみましょう。   窓は「引き違い窓」 […]

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プロによる講義や相談会も!住宅展示場のセミナーをフル活用しよう

一戸建てを建てるまでには、考えなければいけないことがいっぱい。お金のことや工法のこと、知りたいことはたくさんあるのに、頭がパンクしてしまいそうです。 「一戸建てを建てたいけど、まだあまり勉強できてないから、住宅展示場に行くのは早い」、なんて思っていませんか?そんなことはありません。住宅展示場は、初心者が学ぶのにもピッタリな場所なのです。   住宅展示場ではセミナーも開催。学びの機会が豊富! 住宅展示場は、複数のハウスメーカーのモデルハウスが見られ、プレゼント企画や子ども向けの大きなイベントなどをよく開催している。そんなイメージがあるかもしれませんが、実はセミナーも開催しています。 内 […]

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壁や床だけでは足りない!窓の防音について考えよう

ピアノやギターなどの楽器演奏や音楽鑑賞が趣味、大音量でホームシアターを楽しみたい、子どもが小さいため、騒ぐ声を外に響かせたくない・・・外からの騒音だけではなく、自分たちの出す音を気にするという人は結構います。 それが二世帯住宅である場合は、なおさら気にする必要がありますね。壁や床などにいくら防音対策をほどこしていても、窓の防音が甘いと効果は半減します。窓に関する防音対策は、どのようにすればいいのでしょうか?   住宅展示場でチェックしてみよう 住宅展示場の見学は、「防音」の確認をする絶好のチャンスです。ほとんどのモデルルームは、そのときの最新の設備を使用して建てられています。窓に関し […]

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住宅展示場見学ビギナーのための「センターハウス活用のススメ」

住宅展示場の主役と言えば、ハウスメーカーが技術の粋を結集して作りあげたぴっかぴかのモデルハウスたちです。住宅展示場を訪れる人の多くは、モデルハウス見学を目的にしているのではないでしょうか。だけど住宅展示場にはモデルハウス以外にも見るべきところがあります。 それは「センターハウス」。ついついセンターハウスをスル―してモデルハウスに直行してしまいがちですが、センターハウスには住宅に関する情報がたくさん揃っています。住宅展示場見学ビギナーこそ、センターハウスを活用しましょう。   センターハウスは必ず行かなきゃならない!わけではない 住宅展示場に行ったら、モデルハウスを見学する前にまずセン […]

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これぞ近未来の家!住宅展示場で見られる最新のエコ住宅とは?

めまぐるしく発展する住宅設備。なかでも、「エコ設備」の進化には世の注目が集まっています。 地球環境問題が叫ばれるなか、Co2削減は世界中の課題。日本政府も「省エネ住宅ポイント」や省エネ住宅への税金軽減措置などを実施しており、今後ますますエコの波が広がっていくはず。 住宅を購入する側としても、便利さ、おトクさをしっかりチェックしておきたいところです。エコ設備のなかで注目したいのは、やはり太陽光発電。最新の太陽光発電は、どれほど進化しているのでしょうか。   どんどん進化する!意外と知らない太陽光発電のメリット 太陽光発電は、屋根に置く太陽電池を使って、太陽の光エネルギーを直接電気に変換 […]

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快適、効率的にまわるために!住宅展示場に持っていくと便利な持ち物とは?

初めて住宅展示場に行くときには、「何も準備せずに行ってもいいのかな?」と不安になるもの。住宅展示場は気軽に行っていいところなので、何も持っていかなくても大丈夫。 でも、あれば便利な持ち物はあります。快適、かつ効率的に住宅展示場をまわるための持ち物をご紹介しましょう。   快適に過ごすために、上着や大きな袋を持っていこう まずは、住宅展示場を快適にまわるための持ち物について考えてみましょう。住宅展示場では、複数のモデルハウスを見学します。冷暖房が入っている部屋から出たり入ったりを繰り返すため、気温差への対策が必要です。 暑い時期には、冷房対策に薄手の上着を1枚持参。寒い時期には、何枚か […]

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設計思想と原則論1:まずは図面を引いて→熱効率を判断しよう

このメディアは、マイホーム、特にあなたが「建売ではない」「一戸建て」を最初から探すときになすべきことを具体的に考えていくメディアとして作りました。 あなたが想い描くマイホームは百者百様。日本家屋。洋風建築。100世帯あれば100のこだわりがあるもの。そんな100人の要望にどれだけこたえることができるか・・・それが建築屋である僕の仕事のすべてを、ここでお教えしましょう。 まずは施主自らが「手書き」で図面をひく 注文住宅を考える前にあなたが最初にやるべきこと。それは、手書きで家の設計図を書く事です。 広くゆったりくつろげるリビングルーム、笑顔の絶えないダイニングキッチン・・・たとえばリビングが吹き […]

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設計思想と原則論2:家族との関係を考えてスケッチする

  マイホーム建築というのはやり直しがききません。だから、「こんなはずでは・・・」という声をとにかく減らさなければなりません。 さて、前の記事では、一戸建て特有のことについて述べました。一戸建てはマンションとは違って「外気に晒されている事」を意識しなければなりません。注文住宅の場合はさらに、これを知ったうえで施主がスケッチをはじめましょう。と言いました。しかし実はこれだけではスケッチの作業はまだ終わっていません。気候の他にも考えなくてはいけないことがあるのです。   コミュニケーションをスケッチする 家というところは不思議なところです。ある建築家が、家づくりを「お弁当作り」 […]

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設計思想と原則論3:次は土地と採光をスケッチに反映させる

  さて、これまで「家のスケッチ」を描いてきました。ここで描けるものといえば、各部屋の配置と風の通り道くらいかもしれません。さあ、こんどは土地を考慮して「採光」を考えていきましょう。 日当りのいい家と悪い家、どちらがいいですか? 朝、太陽は東から昇り西に沈みます。土地には、足を運びましたか?風は、どれくらい吹きますか?周りの建物は?どれくらい密集していますか?今後建物が立つかもしれない余った土地、空き地はありましたか?   土地の利点を最大限に活かそう! 土地の向きはそれぞれバラバラです。でも太陽が昇るのは東、沈むのは西です。そんななか、どんな家も同じ間取りだったらどうでし […]

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設計思想と原則論4:ハウスメーカーが無理だと言った間取りを設計士・工務店が実現できる理由

いまTVでリフォーム番組が流行っています。多くの関係者が「さじを投げた」住宅を蘇らせるため、匠が知恵を絞って設計、完成までを見せていく番組です。リフォームというよりも、どちらかというと「スクラップ&ビルド」色が強いですね。 表題:ハウスメーカーが無理だと言った間取りを設計士・工務店が実現できる理由 このタイトルに対する答えも、そこにあると思ってください。見つけた土地が、きれいな四角形をしているとは限りません。どの方角を向いた土地か、土地の形状はどうなのか。それこそ「家庭の事情」で様々になってきます。 よく「東南角地がいい」なんて意見も聞きますが、実際そうとばかりは言えないのが現実です。家族が、 […]

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設計思想と原則論5:マイホームを20年で朽ち果てさせないための心構え

みなさまは、大手ハウスメーカーの建てている建築現場を観察したことがあるでしょうか。もしも「ない」ということであれば、ぜひ一度見に行くことをお勧めします。散歩がてら。 みなさまの家の近くに必ず造成地はあるでしょうし、またチラシを見れば、近くを通れば、どのエリアがそうであるか容易に判断できると思います。そして、「建材」について細部(ディテール)を観察してみましょう。   第3の視点:家族と何年「心地よく住む」か これまで2つの観点から「思想を持とう!」とご提案してきました。 もう一度おさらいすると、 (1)家族のコミュニケーションという視点→部屋の組み合わせを考える そして (2)土地・ […]

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設計思想と原則論6:日本の注文住宅にも構造計算が必要な、これだけの理由

  住宅街を歩いていると、思わず目を惹かれる様なお宅に出会うことがあります。とてもおしゃれで、ステキなお宅です。でも、そんなときどうしても気にかかることがあるんです。この記事で注意したいのは、設計士さんです。正しくは「建築士」という方が行います。   最初から意匠と構造の専門分野に分かれている 「意匠」=見た目、デザインのこと 「構造」=強度など建物の構造 建築士とは国家資格を持っている人であり家の設計をします。中にはどうしても奇抜なデザインに頭がいってしまってそこに「人が住む」という設計思想が抜けているのは?と思いたくなるような家もあったりします。 マンションの場合は構造 […]

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設計思想と原則論7:注文住宅、気になる耐震構造と設計思想

  以前の記事で、「ずっと安全な空気を吸っているという事実」が重要と言いました。今回は、耐震について、独自の考え方を交えてお話します。 これからマイホームを手に入れようとされている方にとって、一番の心配事が地震でしょう。地震対策はイザというとき、一瞬ためのの対策です。日本家屋にとって地震は避けられないもの。今回は、地震と家屋について考えましょう。 少し言いにくいんですが、施主さんが「耳年増」といいますか、たとえば「耐震基準に即した間取りを考えたとき、梁が組みやすいとか無駄のない構造はこうですよね」というご意見から入られるときがあります。 本音から先に言えば、特に最初はその視点は必要な […]

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Episode-1:「道路幅」で気をつけるべき2つのこと

はじめて一戸建て住宅を購入検討される多くの方が、「よくわからない」とおっしゃるのが「土地」。 見るべきところなのに「ないがしろ」にしてしまったり、そうでないところを食い入るように見てしまったり。人によってムラが激しいのがこの「土地えらび」。 上に建てる住宅部分(=ウワモノ)、つまり家屋の設計については皆さん「同じような前のめり具合」なのですが、どうも土地の話になると半分以上の方が「どうも難しそうで」と気分的に二の足を踏んでしまうのが現実です。 土地に関するトラブルについては、あなたも過去一度はどこかで聴いたことがあるはず。でも自分とあまり関係なさそうな話が多いため、どうしても自分のこととして捉 […]

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気をつけたい!意外に多い新築時の夫婦喧嘩

注文住宅で家を建てる計画段階では、夫婦がそれぞれ仕事や家事をこなしながら、担当者との打ち合わせ時間を捻出しなければなりません。そのうえ、短期間に一生に関わるような重要な事柄に、次から次へと決断を下していかなければならず、ストレスからどうしてもイライラしてしまいがちです。 さらに、間取りや色、素材などを巡って意見が対立することも当然でてきます。新築時に起きる夫婦喧嘩は、いままで喧嘩らしい喧嘩をしたことがないような夫婦でも、必ず経験すると言われています。ついには離婚にまで発展してしまうケースも、実際にあるのです。 夢だった楽しいはずの家づくりが、悪夢へと変わってしまわないように、どんなことに気をつ […]

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オール電化住宅に快適経済的な暖房は蓄熱暖房

快適に暮らせるオール電化住宅、暖房はエアコンのみで良い? 「夢のマイホームが持てる!だったらオール電化で快適な住宅にしたい」そう思う人は少なくないでしょう。 ただ、オール電化となると、冷暖房設備は限られてきます。 床暖房は初期費用がかかるし、暖房設備を何か一つに絞り込んだ場合、結局はエアコンが一番経済的だというのが、一般的にいわれていることです。 でもエアコンは空気が乾燥するし、何よりあの風が苦手という人もいます。 もともとオール電化は光熱費を一つにまとめることができ、契約プランによって、電気代の節約になるのがメリットなので、ガスや灯油を併用したのでは、メリットが半減してしまいます。 電気を使 […]

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住宅の傾きが及ぼす健康被害と、それを防ぐ方法とは?

「住宅の床にピンポン球を置くと、勝手に動き出し転がっていく。住宅メーカーの営業マンに『お宅の床、だいぶ傾いてしまっていますね』と指摘され、衝撃を受ける住人・・・」 テレビ番組などでこうした光景を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。建てたときは水平な住宅も知らないうちに傾き、斜めになってしまうことがあります。 住宅が傾いていると、単に生活が不便になるばかりでなく、健康被害の原因になってしまうことも・・・。建物の傾きを防ぐには、いったいどうしたらいいのでしょうか?   傾きが0.3度でも健康被害が現われる場合がある 最初に、住宅の傾きがどの程度になると健康被害が生じるようにな […]

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無垢のフローリングはカビやすい?うまくつきあっていく方法とは

フローリングの床材を選ぶとき、従来の合板フローリングではなく無垢材のフローリングを選択する人が増えています。合板と違い、接着剤を使用しない無垢のフローリング材は、シックハウス症候群の原因物質を放出しないばかりではなく、その調湿効果や肌ざわりの良さなど、さまざま面で評価され、人気を集める床材です。 一方「メンテナンスが大変なのでは?」と考える人が多いのも事実。実際、「うっかりカビさせてしまった」という人も少なくありません。無垢材のフローリングをカビさせず、きれいに使い続けるコツはあるのでしょうか。   無垢材にカビが生えるのはどういうとき? 一般的に、カビは栄養・温度・湿度・時間の4つ […]

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男女の兄妹で同じ部屋はトラブルが起きる?注文住宅の子供部屋の作りかた

注文住宅の間取りを考えるとき、子供部屋の数も重要なポイントになります。特に異性の場合は、「できれば1人1部屋ずつあげたい」と思うケースが多いでしょう。 しかし、面積との兼ね合いで、1つの居室が狭くなってしまう、というお悩みに直面することも珍しくありません。 子供はいずれ巣立っていきます。「一時のことだし、家族なのだから、同じ部屋でも大丈夫」という意見も耳にします。各居室が狭くなるくらいなら、2人(複数人)1部屋でもいいのでしょうか?   子供もいずれプライベート空間は欲しくなるもの 結論としては、基本的には1人1部屋作ってあげたほうがいいでしょう。 小さいころは、あまり問題は発生しま […]

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