初めて住宅展示場に行くときには、「何も準備せずに行ってもいいのかな?」と不安になるもの。住宅展示場は気軽に行っていいところなので、何も持っていかなくても大丈夫。
でも、あれば便利な持ち物はあります。快適、かつ効率的に住宅展示場をまわるための持ち物をご紹介しましょう。
快適に過ごすために、上着や大きな袋を持っていこう
まずは、住宅展示場を快適にまわるための持ち物について考えてみましょう。住宅展示場では、複数のモデルハウスを見学します。冷暖房が入っている部屋から出たり入ったりを繰り返すため、気温差への対策が必要です。
暑い時期には、冷房対策に薄手の上着を1枚持参。寒い時期には、何枚か重ね着をし、脱ぎ着しやすいようにして出かけましょう。
また、大きめの紙袋やバッグもあると便利です。各ハウスメーカーから、カタログなどの資料や、場合によっては来場サービスとしてお土産をもらうことも。何社もまわれば最後のほうは持つのが大変になってきますので、ひとまとめにしましょう。
効率的に知識を吸収するために「計測・記録」できるツールを
実際にモデルハウスを見学すると、「このくらいのキッチンって使いやすそう」「フローリングはこんな色がいいな」といった感想を持ちます。こういった自分の印象はとっても大事。体感したことをしっかり計測し、記録できるツールを持っていきましょう。
まず、メモ用紙や筆記用具は必須として、メジャー、方位磁石、電卓があるとさらに便利です。気になった部分をすぐに計測、計算することができます。
「自分が使いやすいと思うキッチンの高さは○cmくらい」「○時頃の東南向きの部屋はなかまで日が差し込んで快適」などと、具体的にメモすれば忘れません。
記録用として、カメラも必須。映像で残しておいたほうが、後々思い出しやすいです。ただし、撮影をしてはいけない場所がある可能性があるので、営業マンに確認することをお忘れなく。
事前に見ておいたカタログや広告もあれば、より効率的です。気になった間取りや設備、内装、外装などに印をつけてから出かけましょう。住宅展示場では、イメージと実物にギャップがないかチェックし、印象を書き込みます。そうすることで、どんどん自分の家に取り入れたい要素が固まっていくのです。
「本気のお客さん」として対応してもらえるメリットも
これらの持ち物を準備していくことで、意外なメリットもあります。営業マンが「本気のお客さん」だと理解し、詳しく説明してくれるのです。
1日に多くの接客をする営業マンは、すべてのゲストに対して1から10まで説明することはできません。気軽に来ている人に対してはライトに、本気度が高い人にはそれだけ力を入れて接客するのは当然のことです。
しかし、実際には本気度が高いのに、手ぶらで行けば「見に来ただけ」のお客さんに見えてしまうこともあります。持ち物をしっかり用意して比較検討していれば、営業マンは本気で探していると理解し、全力で対応してくれるはず。ぜひ、しっかり説明を聞いて知識を深めましょう。
質問をぶつけて疑問を解消することも大切です。少し持ち物を準備していくだけで、疲れることなく住宅展示場を見学できますし、一度にたくさんのことを吸収できます。せっかくの住宅展示場見学。快適かつ効率的にまわりましょう。
これから何十年も住むことになる家の「住環境」によって「家族の健康」も大きく影響を受けることは想像に難くありません。
しかしながら、これまで健康と住宅を関連付けた「実証調査」はありませんでした。
このたび、慶応義塾大学並びに首都大学東京の調査と、我々で行った独自の調査(調査期間:2014年から2015年)で実証された住宅を体感・観覧できます。一度ぜひお越しください。