設計思想と原則論1:まずは図面を引いて→熱効率を判断しよう

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このメディアは、マイホーム、特にあなたが「建売ではない」「一戸建て」を最初から探すときになすべきことを具体的に考えていくメディアとして作りました。

あなたが想い描くマイホームは百者百様。日本家屋。洋風建築。100世帯あれば100のこだわりがあるもの。そんな100人の要望にどれだけこたえることができるか・・・それが建築屋である僕の仕事のすべてを、ここでお教えしましょう。

まずは施主自らが「手書き」で図面をひく

注文住宅を考える前にあなたが最初にやるべきこと。それは、手書きで家の設計図を書く事です。

広くゆったりくつろげるリビングルーム、笑顔の絶えないダイニングキッチン・・・たとえばリビングが吹き抜けだったら開放感もあって広々とするんだろうなぁ・・・。などと考えながら書いていきます。どんどんイメージをふくらませながら、とにかくまずは書いていきます。

徐々に推敲を重ねることがあるかもしれませんが、最初のスケッチは必ずコピーして保存していてください。これが結構、後で正しかったりするのですから。

 

次にやること:日本の気候をかんがえてデザインに落とし込む

さて、ここで、あなたの世帯の冷暖房費は年どれくらいでしょう?日本は島国。気候分布で言えば温帯湿潤気候、年間通して気温の差が激しい国です。「夏は雨が多く冬は乾燥する」といった特徴を持っています。

日本の一戸建ては、マンションとは比較にならないほど常にこの「気候」に晒されている、ということを考えましょう。そうです。フリーハンドでのスケッチの次に考えるべきことは、「熱効率」なのです。

 

特にリビングの熱が重要

あなたのスケッチは、あなたの世帯の家族構成や、動線に照らして考えると、不必要に広いリビングではないですか?冷暖房費が高くなる大きな原因が「必要のない広さのリビング」です。

梅雨の時期には長雨が続き、夏は蒸し暑いです。冬場の「空っ風」は、身にしみるほど寒いですよね。こんな気候に常にさらされている日本の一戸建て。そう、夏は涼しく、冬は暖かい、快適なリビングにするために、先ずは一番広いリビングの熱効率を考えましょう。

設計図に、熱は書けませんが、熱がどのように保たれ、また逃げ、流れるか。これが重要ポイントです。

 

 

また、これから何十年も住むことになる家の「住環境」によって「家族の健康」も大きく影響を受けることは想像に難くありません。

しかしながら、これまで健康と住宅を関連付けた「実証調査」はありませんでした。

このたび、慶応義塾大学並びに首都大学東京の調査と、我々で行った独自の調査(調査期間:2014年から2015年)で実証された住宅を体感・観覧できます。一度ぜひお越しください。

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