いつまでも実家に入りびたり! 親離れできない小姑とうまくつきあっていくためには?

『すでに嫁いでいる夫の姉妹が、孫を連れて実家に遊びに来る』 これは普通に考えられることです。たまに来る孫はかわいいもの。夫の両親も喜ぶし、みんなが楽しく過ごせるのであれば問題はありません。 しかし中には、近隣に嫁ぎ、週2回以上の頻度で実家を訪れるという人もいます。実家を訪れることが日常となっているケースです。

夫の両親と別居しているのであればそれも気にせずに過ごせますが、二世帯住宅を建てて同居するとなったらどうでしょう? 「このペースで来られると、ちょっとつらいな…」と考える人もいるのではないでしょうか?

いつまでも親離れできない小姑と、なんとかうまくつきあう方法を考えてみましょう。

 

合鍵を渡さないようにお願いしてみよう

二世帯住宅を建てた段階で、夫の姉妹にとっては実家であっても、自分たちにとっては大切な我が家。勝手に出入りされては気分のいいものではありません。

同居にあたっての話し合いの際に、「勝手に見られたくないものや入ってほしくない部屋もある」と正直に告げて、夫の姉妹に家の合鍵を渡さないよう両親にお願いしてみましょう。 親世帯も含め、こちらがまったく無人の時には勝手に出入りできないため、小姑の動きをある程度牽制できるという効果があります。

 

完全分離型の間取りがおすすめ

しかし、「今まで自由に出入りしていたのに、いきなり閉め出してはかわいそう」と親世帯の反発に遭うかもしれません。「親離れできない小姑」を甘やかしているのは、「子離れできない親」なのです。

こういった場合は、玄関から別々の完全分離型の二世帯住宅をおすすめします。このタイプであれば、基本的にお互い干渉せずに過ごせます。たまにみんなで食事する場合は、どちらかの世帯に集合すればいいでしょう。

さらに、光熱費の支払いはそれぞれ使った分を支払うという取決めをし、メーターは2つずつ取り付けるとよいでしょう。 小姑が親世帯側に自由に出入りし、こちらが普段使わないような時間帯にエアコンを使ったとしても、余計な金銭的負担が発生しなければストレスなく暮らせます。 工事費用は余分にかかりますが、後からもめたり、言い出せなくてイライラしたりするよりはましですね。

夫の姉妹はこれからも長く付き合っていかなければならない親族です。 「普段から姑の相手をしてもらっているおかげで、こちらは余計な嫌味をいわれなくて済む」と考え、つかず離れずのいい関係を保ちましょう。

 

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