設計思想と原則論4:ハウスメーカーが無理だと言った間取りを設計士・工務店が実現できる理由

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いまTVでリフォーム番組が流行っています。多くの関係者が「さじを投げた」住宅を蘇らせるため、匠が知恵を絞って設計、完成までを見せていく番組です。リフォームというよりも、どちらかというと「スクラップ&ビルド」色が強いですね。

表題:ハウスメーカーが無理だと言った間取りを設計士・工務店が実現できる理由

このタイトルに対する答えも、そこにあると思ってください。見つけた土地が、きれいな四角形をしているとは限りません。どの方角を向いた土地か、土地の形状はどうなのか。それこそ「家庭の事情」で様々になってきます。

よく「東南角地がいい」なんて意見も聞きますが、実際そうとばかりは言えないのが現実です。家族が、ここで暮らそう、という気持ちを持ったら、その中で全力を尽くしての家づくりをしなくてはいけません。

 

量産住宅メーカー(ハウスメーカー)にできる仕事

マイホーム建築を考えたらまず、量産住宅メーカー(ハウスメーカー)の展示場などに足を運ぶ方も多いと思います。量産住宅メーカー(ハウスメーカー)には量産住宅メーカー(ハウスメーカー)の、「得意なしごと」があるのです。

大量の仕入れができますので、企画にそった家づくりなどは量産住宅メーカー(ハウスメーカー)の得意技と言ってもいいでしょう。量産住宅メーカー(ハウスメーカー)は建材をはじめとして、構造パーツが「規格もの」として大量に存在し、また何種類かが決まっています。大量使用の賜物ですね。真四角な土地などの場合は、とてもいいものができます。

ところが土地の形状が少し変わっている場合など、変形設計を余儀なくされる物件は量産住宅メーカー(ハウスメーカー)の「規格もの」の建材が当然はまらないケースが多く生じます。すると、量産住宅メーカー(ハウスメーカー)はその規格にあった建材で設計しなければならないので、どうしても間取りが狭くなったりします。

 

工務店にできる仕事

この点工務店や設計事務所は一軒一軒、お客様の土地や要望に合った設計、家づくりをするのがしごとです。土地の形状が変わっていたら、建材を切りますし、構造パーツはその土地に合ったものを選びます。ここに、「融通」という大きな違いが発生しますね。この違いは、容易にご理解できると思います。

 

 

また、これから何十年も住むことになる家の「住環境」によって「家族の健康」も大きく影響を受けることは想像に難くありません。

しかしながら、これまで健康と住宅を関連付けた「実証調査」はありませんでした。

このたび、慶応義塾大学並びに首都大学東京の調査と、我々で行った独自の調査(調査期間:2014年から2015年)で実証された住宅を体感・観覧できます。一度ぜひお越しください。

 

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