
法人のお客様の中には、「建物の管理が担当者の頭の中にしかない」という状態に不安を感じている方も多いのではないかと思います。
長く勤めている担当者がいればいるほど、その方の経験と勘に頼って日々の点検や修繕が回ってしまうことがあります。
もちろん、それ自体は心強いことです。ただ、異動や退職、長期休暇などがあるときに、「引き継ぎのしづらさ」が一気に表面化します。
そこで大事になってくるのが、「誰が見ても分かる建物管理」の仕組みづくりです。
難しく考える必要はなく、まずは「いつ、どこを、どんな内容で点検・修繕したか」を、簡単な一覧にして残しておくところからで十分です。
紙でもデジタルでも構いませんが、「更新が負担になりすぎない形」にしておくことが続けるコツです。
あわせて、「次に気にしたい時期」もメモしておくと、建物の“未来の予定表”が見えてきます。
例えば、「屋上防水は3年後に再点検」「空調機はあと5年以内に更新検討」など、ざっくりした目安でも書き残しておけば、予算や工事のタイミングを前もって考えやすくなります。
こうした情報が会社として共有されていれば、新しい担当者が入ってきても、「何から手をつければいいのか」が分かりやすくなります。
結果として、建物の状態も安定し、突発的なトラブルも減らせます。
建物管理は、目立たないけれど、会社にとって欠かせない“縁の下の力持ち”の仕事です。
だからこそ、一人の頑張りに頼りすぎず、「誰が見ても分かる」「誰でも引き継げる」形に少しずつ整えていけると良いなと感じています。
それでは、また。
No.7007
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