雨の季節の前に。“排水まわり”だけは見ておく

春は気持ちのいい季節ですが、建物の管理という意味では“梅雨前の準備期間”でもあります。
本格的な雨のシーズンに入ってから気づく事も多いのですが、その前に少しだけ見ておくだけで、だいぶ違う部分があります。

菊池です。

その中でも、この時期に気にしておきたいのが排水まわりです。
住宅でも法人建物でも、雨樋、排水口、側溝、屋上のドレン、バルコニーの水の流れ。
こういう所って、普段は問題がなければほとんど意識しません。
でも、意識しないまま春を越えると、落ち葉や砂、風で飛んだ細かいゴミが案外たまっていたりします。

特に春は、風が強い日もありますし、花びらや細かい葉も動きやすい。
しかも、今は少し乾いているので気づきにくい。
ここで排水が弱くなっていると、いざ強い雨が来た時に水が逃げず、思わぬところに負荷がかかります。
屋上なら水たまり、バルコニーなら逆流気味、側溝なら入口周辺のぬかるみ。
大きな不具合になる前に、“流れが悪い”というサインが出るんですよね。

法人建物の場合は、搬入口や来客導線に水がたまりやすいと、それだけで使いにくさや危険につながります。
工場や倉庫なら、建物本体だけでなく敷地の排水も大事。
会社の建物って、建物そのもの以上に「使いながら守る」感覚が必要なので、こういう小さな点検が結構効きます。

チェックするといっても難しい事はありません。
「ここ、去年の雨の時どうだったかな」
「水がたまりやすい所はなかったかな」
その記憶をたどるだけでも十分です。
もし気になる所があるなら、晴れた日に一度だけ見ておく。
それだけで、梅雨の入り口の安心感はだいぶ違うと思います。

雨の季節は必ず来ます。
だからこそ、まだ余裕のある今のうちに、建物の“流れる力”だけは見ておく。
地味ですが、かなり大事な準備かなと思います。

それでは、また。

No.7085

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