新生活が始まって一週間。“片付かない理由”が見えてくる頃

4月も一週間ほど経つと、新生活の勢いが少し落ち着いてきます。
入学、進級、異動、転勤、新しい担当。最初の数日は気合いで回っていても、このくらいの時期になると「なんとなく毎日バタつくな」という違和感が出てきますよね。

菊池です。

このタイミングで一度だけ見てみると面白いのが、「家の中で“いつも物がたまる場所”」です。
玄関の横、ダイニングの椅子、洗面所の脇、階段の途中。
毎日なんとなく物が集まる場所って、実はその家の“弱点”というより、“暮らしのクセ”が出ている場所だったりします。

例えば、学校のプリントがダイニングにたまるなら、家族がそこを情報の中継地点にしているという事。
上着が玄関に掛けっぱなしなら、帰宅後すぐにしまう動線になっていないという事。
つまり、片付かないのではなく、その場所が一番使いやすいから、そこに集まってしまうんですよね。

ここで大事なのは、「片付けなさい」で終わらせない事。
暮らしの流れに合っていない仕組みを、気合いだけで整えようとしても長続きしません。
むしろ、集まるなら集まるなりに、“その場所を一旦の置き場として認める”方がうまくいく事もあります。
小さな棚を置く、カゴを置く、プリントの定位置をつくる。
家を完璧にするというより、今の暮らし方に少し寄せてあげる感覚ですね。

これ、家づくりの時にもかなり大事で、SOLE LIVINGのように暮らし方のヒアリングを丁寧にする家づくりは、まさにそこを見ているんだと思います。
図面だけ整っていても、生活のクセに合っていなければ、家はすぐに使いにくくなります。
逆に、クセを分かった上で受け止めてくれる家は、住み始めてからすごくラクです。

新生活の一週間目は、理想と現実の差が見えてくる時期。
でもそれは失敗じゃなくて、家や暮らしを整えるヒントが出てきたという事でもあります。
今週はぜひ、“散らかった場所”を責めるのではなく、「なんでここに集まるんだろう?」と一回だけ見てみると、面白い発見があるかもしれません。

それでは、また。

No.7084

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