“片付く家”より、“戻しやすい家”の方が長続きする

家づくりのご相談を受けていると、「収納は多い方がいいですよね」という話は本当によく出ます。

もちろん、それはその通り。物が入らなければ始まりません。

ただ、住み始めてからの実感で言うと、片付く家かどうかは“収納量”だけでは決まらないんですよね。

菊池です。

最近あらためて思うのは、片付く家というより、戻しやすい家の方が長続きするという事です。

人って、毎日完璧には動けません。

忙しい日もあるし、疲れている日もあるし、子どもがバタバタしている日もある。

そんな時でも、「ここに置けば一旦整う」という場所がある家は、散らかっても戻しやすいんです。

例えば玄関。

靴をしまう場所だけではなく、上着、バッグ、学校や仕事の荷物を“ひと呼吸置ける”場所があるか。

リビングも同じで、きれいに飾るための収納ではなく、「毎日使う物を戻すための近さ」があるかどうか。


この“戻す距離”って、かなり大きいです。

SOLE LIVINGの家づくりを見ていても、単に収納量を増やすというより、暮らしの流れに合わせて収納を考えるスタンスがあるなと感じます。

要は、“どこにしまうか”より、“どう戻るか”の発想ですね。

この違いが、住んでからのストレスに結構効いてきます。

春は、生活の流れが変わる季節でもあります。

新しい学校、新しい仕事、新しい時間割。

こういう変化がある時期ほど、家の中に“戻しやすい仕組み”があると助かります。

収納って、広さの話に見えて、実は習慣の話でもあるんですよね。

片付けが得意じゃなくても整いやすい家。

その方が、たぶん毎日はラクです。

収納を考える時も、「何をどれだけ入れるか」だけでなく、「どう戻ってくるか」を一緒に考えてみると、家の見え方が少し変わるかもしれません。

それでは、また。

No.7071

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