歴史オンチですが、これは分かり易い(^^♪

これまで毎週末は、2人の息子たちのいづれかの野球活動関連での過ごし方がここ数年でしたが、2人とも一旦、現フェーズでの野球を引退→受験という段階になったので、僕も同じように一旦野球離れにσ(^_^;)

順調に事が進めば、次男は高校野球環境に身を置く事となれば、また半年後の週末は、適当にワイワイしてると思います(^^♪

菊池です。

という事で、我が家の息子たちは、来春に大学受験を控える長男と、同じく高校受験を控える次男。

我が家の息子たちは二人そろって日本史に然程アレルギーが無い二人ようで、たま~に揃う食卓では野球から日本史に関する話題がチラホラと。

正直なところ、僕は学生時代から歴史に苦手意識があり、二人の会話に相槌を打つのが精一杯。

そんな感じから、「チョット読んでみようかと」という事で、『早わかり日本史』をσ(^_^;)

タイトル通り、この本は歴史の大きな流れを掴みやすく、豊富な図解やイラストが、複雑な人間関係や出来事の背景を、日本史が苦手な僕でも直感的に何となく理解できたような。

学生時代は単なる暗記科目だと思っていた日本史が、人物の想いや野望が絡み合う、壮大な物語としてに、多少ですが理解できた部分も増えたかなと。

特に長男は、僕がそんな行動するとは思ってもいなかったようで、偉そうに「へぇ~」と(^^♪

「日本史」というジャンルで、コミュニケーションが広がるとは想定外でしたので、食わず嫌いはやはり損だなと(T▽T;)

それでは、また。

No.6865

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「お金」に纏わる話

8月度の課題図書。

『きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』著者 田中学

日々の仕事の中で「お金」と向き合う機会は多くありますが、この本を読んで改めて「お金とは何か」に意識は行きました。

著者は、難しい経済の話を物語形式で分かりやすく説明してくれます。

学生の方でも抵抗なく読み進められると思います。

もし我が子に理解頂きたいと思う一つの例だと、「お金は単なる自分のための道具ではなく、社会の中でみんなとつながる仕組みだ」という考え方。

少なくとも自身が学生の時は、全く頭を過る事も無かった思考。

誰しもが普段は、お金を稼ぐことに一生懸命になりがちですが、そのお金は必ず誰かの生活や喜びにつながっているという事実。

例えば、どんな仕事も、お客様からいただくお金で成り立っている事は多く、そのお金はそこで働く方々の収入になり、さらには地域の経済を支える循環となっている。

「お金は社会への信頼があってこそ価値を持つ」という解説がありましたが、お金そのものは紙切れや数字に過ぎません。

しかし「この紙を渡せばモノやサービスと交換できる」と信じられているからこそ成り立事実は、建設業も同じで、お客様に「この会社なら安心して任せられる」と信頼していただくことで、初めてお金が動き、仕事が続いていきます。

「お金は人と人をつなぐ“約束”のようなもの」。

だからこそ、目の前の利益だけにとらわれず、社会全体にどんな価値を生み出せるかを意識して働くことが大切だという理解に至るのは、我が子世代はまだまだ先だろうなと。

自身も、これからは「お金を稼ぐ」という視点に加えて、「お金を通じて誰を幸せにできるか」という次元に至れるように、仕事に取り組みたいと思います(^^;)))

この本は、将来の進路や働き方を考えている学生にもぜひ読んでほしい一冊。

お金の本質を知ることは、自分の生き方を考える大きなヒントになりるかもしれません。

それでは、また。

No.6864

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7月度課題図書

7月の課題図書。

『数学の言葉で世界を見たら』著者:大栗博司

を読んで、まず強く感じたのは「数学は理系のための特殊な言語ではない」ということ。

これまで自身にとって数学は、問題を解くための道具であり、公式を覚え、計算を正確に行うことそのものが目的でした。

しかし、この本を読んで、その認識は変わった部分もあり。

著者は、数学を「世界を記述するための、最も美しく、最も精度の高い言葉」だと語ります。

僕たちが日本語や英語を使って感情や出来事を表現するように、物理学者は数学を使って宇宙の根本原理を表現しているのだと。

アインシュタインが重力を時空の歪みとして表現した話や、量子力学が生まれた背景にある数学の役割を知るにつれて、数学は単なる計算ではなく、宇宙の謎に迫るための「詩」や「物語」のように思えてたり。

特に印象的だったのは、物理学者たちが直感や想像力だけではたどり着けない真理の扉を、数学という論理の力で開いてきたという話。

未知の国の地図を、正確な測量と論理的な推論だけで描き出していくような。

この本は、専門的な数式を理解していなくても、数学が持つ美しさや、それが世界をどう説明しているのかを感覚的に伝えている。

読み終えた後、私たちの住むこの世界が、実は緻密で美しい数学の言葉で書かれているのかもしれないと、日常の見え方が少しだけ変わった気がします。

これまで苦手意識のあった数学が、少しだけ身近で、そして魅力的な存在に感じられる一冊かもしれない。

それでは、また。

No.6835

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結局、どうしたら伝わるのか?

6月度の課題図書。

「結局、どうしたら伝わるのか? 脳科学が導き出した本当に伝わるコツ」著者:西剛志

私たち建設業に携わる人間にとって、「伝える」ことの難しさは常に付きまとっています。

図面や工程表、安全指示など、正確に伝わらなければ、事故や手戻り、最悪の場合、重大なトラブルに発展する可能性もゼロではありません。

まさに「伝わらなければ意味がない」の世界で各担当者は日々奮闘しています。

本書は、この「伝わらない」という現象を、脳科学の視点からアプローチしてくtれているかなと。

正直、「脳科学って、私たちの仕事にどう関係あるの?」と半信半疑の方は多いかと。

しかし、読み進めるうちに、まさに目から鱗のポイントも多かったかなと思います。

特に印象的だったのは、「言語化には限界がある」という指摘。

私たちはこれまで、いかに正確に、具体的に言葉で表現するかに注力してきました。

しかし、本書は、言葉だけでは伝わりきらない「認知のズレ」が生じるメカニズムを、脳のバイアスという観点を教示しています。

現場で「言ったはずなのに、伝わってない」という経験は数えきれないほどあります。

担当者に指示を出したつもりが、全く違う解釈で進んでいたり、そもそもの話が食い違っていたり。

これらの原因が、私たち自身の「当たり前」が相手にとってはそうではない、という「認知のズレ」にあったと感じています。

では、どうすればこの「認知のズレ」を埋め、本当に伝わるコミュニケーションができるのか?

本書では、具体的な方法がいくつも紹介されていますが、一つは「相手の視点を理解する」ことの重要性。

相手が何を考え、何に注目しているのか、どんな情報に反応しやすいのかを意識する。

そして、相手の脳タイプに合わせて伝え方を工夫するというアプローチは、まさに私たち建設現場にこそ必要な視点かなと。

例えば、ベテランの社員と若手社員では、物の見方や理解の仕方が異なるのは当然です。

本書に書かれているように、視覚優位、聴覚優位、体感覚優位といった脳のタイプを意識し、それぞれの特性に合わせた伝え方を試すことで、これまで以上にスムーズな意思疎通が図れるのではないかと期待しています。

また、本書では謝罪の仕方や信頼関係の築き方など、日々の業務における具体的な場面での「伝わるコツ」も満載。

単なるテクニック論ではなく、脳科学に基づいた裏付けがあるため、非常に説得力があったかなと。

この本を読み終えて、私たちの建設現場でのコミュニケーションや指示の出し方一つ、協力会社への説明一つとっても、相手の「脳」を意識することで、これまで「伝わらなかった」ことが「伝わる」に変わるはずかなと。

「言った」「言わない」の水掛け論や、誤解から生まれるトラブルを減らし、より安全で効率的な現場を築くために、この『結局、どうやったら伝わるのか?』は、私たち建設業にとって必読の一冊かなと。

それでは、また。

No.6801

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日本経済の“今”を、正しく知れるかも(^^♪

「日本経済がヤバいらしい」「少子化で未来が不安」──そんな言葉をテレビやSNSで見聞きすることも慣れましたσ(^_^;)

という事で、こちらの書籍で真実を(^^♪

「ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」」著者:坂本貴志

そうした「なんとなくの不安」を冷静に見つめ直すキッカケの1冊かも。

著者は、厚生労働省や内閣府での勤務経験を持つデータアナリスト。

つまり、日本経済を“感覚”ではなく“数字”で語れる数少ない専門家。

本書の大きな特徴は、「不安をあおらない」点。

タイトルに“ほんとうの”とあるように、著者はセンセーショナルな予測や極端な悲観論に流されず、実際の統計や動向をもとに話を進めている。

「高齢化が進む=経済が終わる」という単純な構図ではなく、「実はこれまでとは別のチャンスが見えている」といった視点を提示している。

例えば、「日本はもう成長しない」といった見方に対しても、著者は「成長の中身が変わっている」と。

人口が減っても、生産性を高めたり、新しい産業が生まれたりすれば、経済の活力は失われない。こうした考え方は、ニュースの見出しだけではなかなか気づけない部分。

また本書では、日本経済の構造的な課題として「働き手のミスマッチ」や「中小企業の生産性」などにも触れており、これから社会に出ていく高校生や大学生にとっても、自分ごととして考えられるテーマが多くあるかなと。

難しい専門用語も出てきますが、全体としては平易な語り口でまとめられているため、経済の勉強を始めたい人にとって、ちょうどよい入口になると感じられる。

「経済の本」というと敬遠されがちですが、本書はデータに基づいてわかりやすく説明してくれるので、「なんとなく不安」から一歩踏み出したい人にもフィッティングは良いかも。

自分の未来を考えるとき、「日本がどうなるか」は避けて通れないテーマかもしれませんが、誰かの意見をそのまま信じるだけではなく、事実をもとにした情報に触れて、自分の頭で考える時間もまた有意義かもしれません。

価格も1,000円+税なので、お手頃です(^^♪

それでは、また。

No.6785

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5月課題図書

今月の課題図書。

「生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~」著者 池谷 裕二

この書籍は、生成AIと人間の脳の力を組み合わせることで、仕事や生活がどう変わるかを、僕の様な初心者にも分かりやすく解説されています。

専門用語は最小限で、AIを「初めて触る人」向けに書かれているかなと。

自身が感じたポイントは以下の通り:

  • 生成AIの可能性:AIは、文章作成、デザイン、データ分析をサポート。建設業なら、提案書の作成や現場のレイアウト案をAIがサッと作ってくれるイメージです。
  • 脳とのコラボ:AIは単なる道具。人間のアイデアや直感と組み合わせることで、創造力や問題解決力がアップ。たとえば、クライアントの要望をAIで整理しつつ、自分の経験でアレンジする、みたいな。
  • 簡単な始め方:プログラミング不要で、無料のAIツールからスタート可能。本には、ChatGPTや画像生成AIを試す具体的な手順が載っていて、気軽に始められます。
  • 仕事への影響:AIを取り入れると、単純作業が減り、考える時間が増える。本は、AIを「時間と頭の余裕を作る相棒」と表現していて、忙しい建設業にピッタリ。

本の魅力は、AIを「遠い未来の話」じゃなく、「今すぐ試せる道具」として紹介している点。

建設業のドタバタな毎日でも、取り入れやすいヒントがたくさんありました。

この本を読んで、AIに対する「難しそう」ってイメージは減少したかなと。

建設業は、納期のプレッシャー、資材費の高騰、人手不足と、課題が山積み。

でも、本にあった「AIと脳のコラボで仕事を効率化する」という考え方は、その通りだなと。

特に印象的だったのは、「AIは人間の代わりじゃなく、力を引き出すもの」という点。

著者は、「小さく始めて、じわじわ効果を感じる」方法を示しています。

いきなり全部AIに頼らなくていい。たとえば、AIで顧客からのメールに素早く返信したり、現場の写真から自動でレポート作ったり、簡単なところからで十分。

という事になると、「AIを早く試した会社が、競争で勝つ」ということになる可能性大。

AIに興味はあるけど「どうやって始めれば…」って迷ってる方にとっても、この本は最高のガイド。

『生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~』は、AIに触れてみようと思わせてくれる内容です。

建設業は変化の連続だけど、AIはそれをチャンスに変える道具。

1週間に数時間節約できたり、1件でも多くの仕事を確実に処理できる機能になれば、最高ですね。

それでは、また。

No.6759

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4月度_課題図書

4月の課題図書がこちら。

「仕事のできる人がやっている減らす習慣」著者 中村 一也

「仕事ができる人は、効率よくたくさんの仕事をこなしている」というイメージを抱きがち。

しかし、この本を読んで、その思い込みが大きな誤解であったことに気づかされたり(^^♪

著者は、データサイエンティストとしての実践知を活かしながら、「減らすこと=仕事力を上げる最短ルート」であると説いている。

本書では、「やるべきこと」ではなく「やらなくてもいいこと」を見極める視点が徹底されている。

メールをすぐ返す、会議にきっちり出る、毎日タスクを詰め込む…。

一見、真面目で生産性が高そうな行動も、実は「ムダの温床」になっている場合があると。

著者は、「減らす」ことで心と時間に余白を生み出し、本当に価値のある仕事に集中できるようになると。

特に印象的だったのは、「ミスを減らす」「他人に期待しすぎない」「メールの返信頻度を見直す」といった、日々の業務に直結する具体的な習慣の数々。

単なる精神論ではなく、実証された行動パターンに基づいているため、すぐにでも取り入れられる内容ばかり。

特に、ここで述べられた事の殆どは、AIを導入する事でクリアになりますね。

著者自身が「できない人」だった過去を赤裸々に語っている事も、本書にリアリティと説得力を与えており、読む者の立場に寄り添った言葉の数々も印象的。

この本を読んで、「何をやるか」ではなく「何をやめるか」を考えることが、働くうえでの本当の成長につながるという発見に至った社員も多いかと。

仕事の量やスピードに悩むすべてのビジネスパーソンにとって、本書は“がんばらない工夫”という新しい武器になるかもですね(^^♪

それでは、また。

No.6732

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3月度_課題図書

朝礼と聞くと、ただの業務連絡や報告の場というイメージがありますが、本書ではその朝礼こそが企業の成長や組織の活性化を促す重要な機会であると。

「成長する会社の朝礼~組織が変わる212の言葉【下巻】」著者 小山 昇

先月に続き、同シリーズの下巻です。

特に印象的だったのが、著者が示す朝礼での言葉一つひとつが、社員のモチベーションを高め、行動の変革をもたらす力を持つという点かと。

この書籍を読んで欲しいと思われるペルソナは、以下の様な方々かなと。

  • 中小企業の経営者または経営幹部
    • 朝礼を活用し社員の意識改革や組織活性化を実現したいと考えている方。
    • 社員のモチベーションを向上させ、生産性や業績アップを図りたい方。
  • チームをまとめる管理職(マネージャーやリーダー層)
    • 部下とのコミュニケーションに課題を感じており、チームの一体感や士気を高めたい方。
    • 朝礼を形式的なものから意味ある時間へと変化させたい方。
  • 若手起業家やスタートアップ経営者
    • 組織の成長や社員の結束を強めるために、具体的なヒントやすぐに使える言葉を知りたい方。
    • 社内文化や組織風土を効果的に形成したい方。
  • 人事担当者や教育研修担当者
    • 社員教育や日々の業務への意識付けを効果的に進めたい方。
    • 継続的な社員の成長をサポートできるような手法を模索している方。

こうした方々には本書を読むことで、実践的かつ効果的な組織改善策を具体的に学ぶことが出来そうな気がします。

勿論、自身も含めてですけど(^^♪

それでは、また。

No.6706

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経営中毒

タイトルに惹かれて手に取った書籍。

『経営中毒 社長はつらい、だから楽しい』著者:徳谷智史

読み始めるとすぐにその内容に引き込まれました(^ε^)♪

菊池です。

著者の徳谷智史氏は、自身が経営者として経験した数々の困難や葛藤を赤裸々に綴っていますが、それらの体験談は決して単なる苦労話でもなく。

本書を読んで特に感じたのは、「社長」という立場に立つ人間のリアルな心情が非常に鮮明に描かれていること。

経営というものは、外から見ると華やかで輝かしい面ばかりが目につきますが、その裏には想像を超える孤独やプレッシャー、そして絶え間ない決断の連続があることを分かりやすく、イメージしやすく描かれているかなと。

著者は、自らの失敗を隠すことなく語り、それらがいかに経営者としての成長に繋がったかを丁寧に解説しており、特に印象的だったのは、「経営者は孤独であるが故に、その孤独さえ楽しむ心構えが必要だ」という表現。

この言葉は経営者のみならず、日々厳しい判断を迫られるビジネスマン等にも同じ事が言えるのかなと。

さらに興味深かったのは、本書が提示する「経営を楽しむための具体的な思考法や行動指針」。

著者が実践してきた具体的な事例やエピソードは、経営というものを身近に感じさせてくれると同時に、自分の仕事や人生に対しても前向きな視点を示しているかなと。

経営者ではなくても、「仕事の本質とは何か」「自分のキャリアにおいて何を目指すべきか」という問いを見つめ直すきっかけになる方もいるだろうなと。

経営者だけでなく、組織の中で働くすべてのビジネスマンにとって、多くのヒントが得られる一冊かと感じましたし、読む前と後で、仕事や組織を見る目が確実に変わります。

日常の仕事に少し疲れを感じている方や、仕事の意味を改めて考え直したいと感じているビジネスマンの方は、ぜひ一度手に取って、「経営」の深みに触れるのも悪くないかと。

僕も、そう感じたその一人なので(^^♪

それでは、また。

No.6695

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2月度_課題図書

2月度の課題図書。

「成長する会社の朝礼~組織が変わる212の言葉【上巻】」著者 小山 昇

企業経営における「朝礼」というものが、単なる情報共有の場にとどまらず、組織の成長を促す重要な仕組みであることを改めて実感できた。

本書は、単なる理論書ではなく、実際に業績向上を果たしてきた経営者の経験をもとにした具体的な実践ノウハウが詰め込まれてる。

そのため、経営者はもちろんのこと、チームリーダーや管理職にとっても実用的な一冊かと。

本書の中で特に印象的だったのは、朝礼の目的を「社員の意識を揃えること」に置いている点。

単に毎朝決まった時間に集まって挨拶を交わすのではなく、会社の理念や方針を徹底し、組織全体の価値観を統一するための重要な時間として活用することが推奨されている。

これにより、社員一人ひとりが「自分が会社の一員である」という意識を強め、日々の業務に対する姿勢が変わる可能性があると。

また、具体的な朝礼の進め方についても詳細に解説されており、実際に導入する際の参考になります。

例えば、「成功事例の共有」「リーダーによる短いスピーチ」「社員同士のフィードバック」といった要素を組み込むことで、単調になりがちな朝礼が活気のある場に変わるという点は、実践できるアイデアです。

さらに、社員のモチベーションを高めるための言葉選びや、リーダーとしての姿勢についても言及されており、経営者やマネージャーにとっては参考になります。

本書を読み進めるうちに、改めて「組織文化の醸成には継続的な取り組みが不可欠である」ことを感じられる。

また、本書には212もの具体的な言葉が紹介されており、日々の朝礼で活用することで、社員の意識改革につなげることができる点も有効です。

経営者や管理職が、会社の組織力を高めるためのヒントも数多く得られるかと。

一方で、一般社員にとっても、朝礼を「単なる業務の一環」として捉えるのではなく、「自己成長の機会」として活用する視点を持つことができるかもしれない。

本書を読んだことで、朝礼の本来の意義を再認識し、より効果的な運用方法についてに気づきや、今後、組織の成長を目指す企業にとって、朝礼のあり方を見直し、社員が主体的に参加できる環境が整えられたら、未来は変わる可能性も大アリかと思います。

それでは、また。

No.6688

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