
家づくりでよく聞く悩みのひとつが「気づいたら予算オーバーしていた」です。
最初は抑えるつもりだったのに、打ち合わせが進むにつれて希望が増え、仕様も上がり、いつの間にか…という流れは珍しくありません。
ここで大事なのは、「削る作業」に入る前に、“何のために”それを入れたいのかを言語化することです。
たとえば「大きなキッチンが欲しい」という要望も、目的が「家族で料理を楽しみたい」なのか、「作業スペースが足りないストレスを減らしたい」なのかで、必要な解決策が変わってきます。
目的がはっきりすれば、必ずしも高価な選択をしなくても満足できる道が見つかることがあります。
同じように、「床材をグレードアップしたい」と思ったときも、理由が「見た目の雰囲気」なのか「掃除のしやすさ」なのか「肌触り」なのかで、選び方が変わります。
目的が混ざったまま選んでしまうと、後から「思っていたのと違う」が起きやすいです。
法人の改修や修繕でも、予算オーバーの原因は似ています。要望が「直したい」だけで止まっていると、範囲が広がりやすい。逆に、「安全性を確保したい」「作業効率を落とさないようにしたい」「老朽化の進行を止めたい」と目的が明確だと、優先順位をつけやすくなります。
もちろん、最終的には予算という現実があります。
ただ、その現実に合わせる作業は、目的が整理できてからのほうがずっと前向きです。
「これは削るしかない」と苦しい話になりにくく、「目的を守るために、手段を変えよう」という建設的な話になります。
予算を守ることは、我慢することではなく、選択の筋を通すこと。
まずは家族やチームで、「何のためにそれが必要なのか」を一度言葉にしてみるところから始めてみてください。
それでは、また。
No.7009
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