家づくりの最初の一歩は“家族の優先順位マップ”づくりから

家づくりの相談をしていると、「やりたいことが多すぎて整理できていない」というお話をよく伺います。

広いリビング、たっぷり収納、書斎、アイランドキッチン、吹き抜け、庭…どれも魅力的ですが、全部を詰め込もうとすると、予算も敷地もパンパンになってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、「家族の優先順位マップ」をつくることです。やり方はシンプルで、まず家族それぞれに「絶対に叶えたいこと」「できれば欲しいこと」「あったら嬉しいけど無くても困らないこと」を書き出してもらいます。

ポイントは、“一人ひとりの本音”をいったん分けて出すこと。

親としては収納や家事動線が気になっていても、子どもたちは「庭でボールを投げたい」「自分のスペースが欲しい」といった素朴な願いを持っていたりします。

ここで出てきた言葉は、土地選びや間取りづくりの大事なヒントになります。

次のステップは、それを「家族全体のマップ」にまとめる作業です。

書き出された項目をテーブルの上に並べて、「これは優先度が高いね」「これは後まわしでもいいかもね」と話し合っていきます。

ここで大切なのは、「誰か一人の希望が全部通る」形ではなく、「みんなが少しずつ譲り合いながら、全体として納得できるラインを探す」感覚です。

最終的には、「今回は見送るけれど、将来こういうリフォームで叶える」という“第二案”が見つかることもあります。

今と将来の両方を見据えた選択ができると、完成したあとに「やっぱりあれも付けておけばよかった…」というモヤモヤも減らせます。

図面や見積もりを比べる前に、一度じっくり家族で優先順位マップをつくってみる。

それだけでも、家づくりの打ち合わせの質がぐっと変わってくるはずです。

それでは、また。

No.7002

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