隣地境界線と山留H鋼材との隙間処理

昨日私が担当している現場では、鍛冶工事の業者さんを現場に呼んで、前面道路側の隣地境界と山留H鋼材との隙間を鉄板で溶接して塞ぐ作業を実施しました。

 

山留H鋼材を建て込みする際、隣地境界線上にある塀や埋設部を考量し塀から離した位置にスクリューの刃の外円が来るように穴を掘り、その穴にH鋼材を設置するので、隣地境界線から離れた位置に山留H鋼材の外側がくるようになります。

 

今回はその隣地境界と山留H鋼材との隙間に鉄板を溶接し、隙間から土が道路側に流出するのを抑えるようにさせて頂きました。既存擁壁小口断面はある程度斫り作業で垂直に成形はしていますが多少は凸凹としているので、鉄板で塞いでも多少は隙間が出ますのでウエス材等を使用しての隙間埋めで調整をさせて頂きました。後は設計担当者との協議で最終的にどのように仕上げるかで施工の納めを計画しようと思っています。

 

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