夫か妻かで態度が変わる?住宅展示場で営業マンと話すときの注意点

「自分一人で行ったときと、夫婦で行ったときで、住宅展示場にいる営業マンの態度が明らかに違う」住宅展示場を訪れた奥様のなかには、このような感想を持つ方が珍しくありません。

もし、営業マンが相手によって態度を変えているとしたら、本気で相談したいのに真面目に話を聞いてもらえないということも考えられます。そこで今回は、住宅展示場の営業マンにはどのような態度で接すればいいか、その注意点をご紹介していきます。

 

「営業マンが、客に合わせて態度を変える」ってホント?

結論から言ってしまうと、「客を見て態度を変える」営業マンもある程度存在しているのが実情です。これはこれで、無性に頭にくる事実ではあるかもしれません。しかし、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。

では一体、彼ら(彼女ら)は、お客様のどんなところを見て接し方を決めているのでしょうか?実は、判断の決め手は「どれだけ真剣に住宅建設を考えているか?」という点です。あれ、おかしいですね、そうです。どちらも「真剣に住宅建設を考えているか」がポイントとなっていますね。

そうなのです。営業マンと同じ土俵に立つことが出来るかどうかは、実はあなたの態度(服装?服装はよくわかりませんが)にも依存してくるのです。隠すようなことは一切しないで、「もう建設予定地は決まっていて、土地の用意は済んでいる」とか、「親が資金援助してくれることになっている」というような話をすれば、営業マンの目にはかなり真剣なお客様だと映るはずです。「土地と資金が用意できているなら、後は計画を立てるだけだろう」と判断されるわけですから。

また、奥様が「ひとりの訪問だと軽く扱われる」と感じるのも、裏を返すと営業マンに『真剣さ』が伝わっていないからもしれません。夫婦一方だけだと、どれだけ話しても結局最後は「あとで夫(妻)と相談してから・・・」となってしまうことが少なくないからです。

 

「熱意だけ」のアピールでは、営業マンに主導権を握られる?

以上のことから、営業マンに真面目に話を聞いてもらうためには、『住宅建設への真剣さ』をアピールするのが有効だといえます。しかし、最初から土地や予算が絡む詳細な話をするのに気が引けてしまい、「熱意だけ」をアピールしてしまうとかえって逆効果になることもあります。詳細な情報を伝えていないため、計画の主導権を営業マンに握られてしまう可能性があるのです。

「本当は『こうしたい』というイメージがあるけど、この人とは会ったばかりだから言わないでおこう」 と思っているうちに、 「このお客様、熱意はあるけど、具体的なイメージはないんだな。なら、こちらから提案してあげなくちゃ」 と営業マンに誤解され、望みとは全く違う方向へ計画が進んでいってしまうリスクもあるのです。

 

『正直な意思表示』に対して、真剣に向き合ってくれる営業マンを探そう

営業マンにあらぬ誤解を与えないためには、『正直な意思表示』をするのが一番です。土地や予算などの詳細な情報、新しい家のイメージなどは、最初から正直に伝えるようにしましょう。良い営業マンであれば、正直に自分のスタンスを伝えれば真摯に向き合ってくれます。

逆にお客様の要望を「それは難しい」と即座に否定したり、「もっといい方法がある」などといって伝えたイメージと全く違う計画を提案したりしてくる営業マンには、お客様に寄り添う気持ちがあるとは到底言えないでしょう。その人が「生涯最大の買い物」とも言われる家を任せるに足る人物かどうか。営業マンの人柄を見極めるには、まず「自分から相手に打ち解けようとしていく姿勢」が大切なのです。

 

 

また、これから何十年も住むことになる家の「住環境」によって「家族の健康」も大きく影響を受けることは想像に難くありません。

しかしながら、これまで健康と住宅を関連付けた「実証調査」はありませんでした。

このたび、慶応義塾大学並びに首都大学東京の調査と、我々で行った独自の調査(調査期間:2014年から2015年)で実証された住宅を体感・観覧できます。一度ぜひお越しください。

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