おとといのお休みに、渋谷Bunkamuraル・シネマにて「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」を観てきました。
カップ・マルタン岬と言えば、コルビュジェ設計の「カップ・マルタンの休暇小屋」が有名ですが、実はそれ以前にこの地に建てられた家があります。
それは兼ねてよりコルビュジェが提唱してきた「近代建築の5原則」を彼より先に実現させた「E.1027」。
モダニズム建築史上に残る傑作とされる建築物です。
しかし「E.1027」は永きに渡りコルビュジェが設計したと誤解されてきました。
この家を設計したのは家具デザイナーであり建築家のアイリーン・グレイ。
コルビュジェが生涯で唯一、その才能を羨んだと言われている女性です。
(2009年のオークションでは彼女の椅子<ドラゴンチェアー>が史上最高額の28億円で落札されました。)
”家は住むための機械ではない”
”価値は注いだ愛の深さで決まる”
これらは劇中での彼女の言葉です。
こちら10/14に公開されたばかりです。
「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」詳しくはこちらにて♪