麗しの塊根植物

昨年の9月、ついに塊根植物に手を出してしまいました。

塊根植物とは、主にマダガスカルや北米・南米・アフリカなどに生息する多肉植物の総称のこと。

特徴は太く膨らんだ茎や根で、乾燥した環境の中でも生きていけるように水分を蓄えているので、水やりは頻繁にしなくてもよいとのこと。

現地から運んできたものは小さい鉢でも何万円もするのですが、

私が購入したのは日本で繁殖させたものなのでそんなに高価ではありません。

ただ、まだ珍しく数も少ないので、一般的な植物を扱うお店ではあまり見かけません。

夏から我が家に仲間入りしたのは、

写真上から

・アデニウム/アラビカム

・パキボディウム/グラキリス

・パキポディウム/ホロンベンセ

です。こう見えてパキポディウム(写真下の2つ)はめっちゃ小さいです。(葉を除く高さ4cmと2cm位)

写真ではしっかりとした葉がついているのですが、

秋には紅葉し(少し黄色くなる)、冬には葉が落ち、また春になると葉が出てきます。

あったかい国の植物ですが、意外と変化が見られて楽しいです。

いろんな種類があるので、少しずつ増やしていきたいです。

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新しく生まれ変わった日本モダニズム

昨年のことですが、建築好きでもありホテル好きでもある友人のお誘いで、オークラトーキョープレステージタワーのクラブフロアに宿泊してきました。

⚫︎ホテルオークラ/1962年竣工 

設計:谷口吉郎(旧本館ロビー)

当時の日本の最高の建築・工芸を集約させたデザインは海外からも「日本モダニズムの傑作」と高い評価を集めました。その旧本館ロビーは、2015年に改修工事が始まり2019年秋にThe Okura Tokyoプレステージタワーロビーとして生まれ変わりました。

設計を手がけたのはかつてのロビーを設計した谷口吉郎の息子である谷口吉生氏です。

以前との違いは、ロビー全体を東向きから南向きへと変え、それにより1日中 陽が入るようになったこと。訪れる時間によって、障子や組子から漏れる柔らかい自然光が表情を変えてくれるので、何度も足を運び空間を味わいました。

古墳時代の水晶の装飾玉「切子玉形」から発想されたという天井から吊り下げられた「オークラ・ランターン」(新たにLEDを採用)を始め、梅の花に見立てた「梅の花のテーブルと椅子」も再配置され、移設が難しかったという「麻の葉紋の木組格子」は以前の製作工程を忠実になぞり復元されました。

歴史的なこのホテルを、モダニズム建築の傑作ともいわれたこのロビーを改修するにあたって、反発をはじめとするいろんな声がありましたが、ホテルに展示されていた完成するまでの道のりを示したパネルを見て泣きそうになりました。一切携わってないけど(笑)

新たに生まれ変わったロビーは、まさに親子二代によって引き継がれた意匠の継承と言えるすばらしい空間でした。

建築好き女子が泊まったら、間違いなく何度も何度も何度も足を運び、何枚も何枚も何枚も写真を撮ってしまうステキ空間でした。

 

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今年の節分は2月2日ですよ

「今年の節分は2月2日らしいよ。」

母からそう言われて、

「え?そんなことあるの?節分て毎年2月3日じゃないの?」

と疑問に思ったのは、私だけではないはずです。

調べてみると、

節分は立春の前日。ほとんどの年で2月3日がその日に当たります。

ですが立春はうるう年のように2月4日に固定されたものではなく、3日や5日に変わることがあるそうです。

1年に少しずつ誤差が出てきてずれが生じるので、その誤差を調整した結果2021年は2月3日が立春(なので前日の2月2日が節分)にあたるようでした。

そして、2月3日ではない節分の日は、なんと124年ぶり!!

前回は、明治30年(1897年)の2月2日だそうです。

生まれてからずっと2月3日の節分だったので、2月2日と聞いて驚くのも無理はないですね・・・。

ちなみに2021年の恵方は「南南東」だそうです!

うちの恵方巻の具は海鮮の予定です(笑)

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