断熱性を上げるにはまず窓から

2024年ももう終わろうとしていますが、2023年から開始された「先進的窓リノベ事業」は補助金額の高さに業界がざわつきました。今年は昨年と比べ補助金額が少し下がりましたが、それでも「窓からの冷気なんとかしたいー」と思っていた方にはまだまだお得です。

まず、家の熱は60-70%が窓から逃げると言われるほど家の断熱性能を担っています。いくら壁によい断熱材を入れても窓がアルミサッシ+シングルガラスだと冬の冷気や夏の熱気がガンガン入ります。それだけ窓は暮らしやすさに匹敵するのです。

窓の断熱性をあげるには、以下の3つの方法があります。

①内窓設置(既存窓の内側に窓を設置する)

②カバー工法(既存窓枠にカバーするように枠を取り付けて窓を新設する)→外壁補修なし、窓設置場所により足場必要の場合あり

*防火認定商品ないため準防火地域にはNG

③はつり工法(既存窓を枠ごと撤去して新たに窓を新設する)→外壁補修あり、足場必要

上記3つの中で1番効果があるのは①。単純に窓が2つになるので断熱効果大(掃除がちょっと大変)。また工事のしやすさやコストの面でも①が1番低価格。

補助金欲しさに不要な工事をして出費するのは本末転倒ですが、自宅の窓でお悩みの方には強くおすすめします!ただし、工事は12/30までに完了しないと補助金の交付申請(完了報告)ができないので要注意です。(その前に補助金枠がいっぱいになると申請できなくなりますのでそちらも注意が必要です)

そして、この補助金制度は個人では申請できず、登録している業者しか申請できないので事前に登録しているかどうかも確認してから進めましょう!(もちろん弊社は登録業者です)

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