こんにちは。
相陽建設の稲崎です。
鎌倉市H様邸の現場進捗のご紹介です。
現在工事中、内部仕上げ段階となります。
現場作業の内容を工程順にご紹介致します。
〇杭工事
今回は地盤補強の為、鋼管杭の工事をしています。
〇基礎工事
建築地の位置を出し、掘削していきます。
基礎の土台となる部分を砕石・捨てコンでつくり、外側の型枠を組んで配筋します。
配筋検査にて合格をもらい、いよいよ仕上げのコンクリートを打設していきます。
耐圧のコンクリートを打設し終わったら、次は内部の型枠を組み、立上りのコンクリートを打設します。
コンクリート打設完了次第、型枠を解体していき、残る土間となるコンクリートを打設します。
コンクリート内部を配管が通るので、スリーブを施し床下部分を先行配管します。
〇木工事
基礎が完成すると、大工さんが現場入りします。
土台敷き、と呼んでいる工程で、木材が入ると木の匂いが広がります。
〇外部足場組
土台までできると外部足場を建物予定地の周囲に組んでいきます。
〇上棟工事
上棟工事では、大工さんが大勢で一気に木材でできた構造材を組み立てます。
化粧梁が多く前面道路が狭い関係もあり、手おこしでの作業になりました。
大きい梁成の化粧梁は非常に重たいので、怪我のないよう進めるには声の掛け合いがかかせず、現場は常に緊張感で包まれます。
大人数での作業という事もあり、みるみる内に形になっていく姿は圧巻です。
屋根の下地となる野地板張りまで終わると、上棟工事完了となります。
〇屋根工事
重厚感のある瓦張りとなります。
屋根の上は足場がないと簡単には確認ができないので、しっかりチェックをします。
〇サッシ取付・防水紙張り・下地造作
サッシ・防水紙の施工が完了し、雨風の心配が無くなりました。
内部では各部分の下地を施工していきます。
〇床・天井張り
床材を張ると無垢材が床一面に広がりました。
木の匂いがふわっと香ってきて、本当に居心地が良いです。
床仕上げを終えると、天井の羽目板を張っていきます。
〇外部仕上げ工事
左官やさんが、下地の左官材で壁を平にし、仕上げの白い左官材を数日かけて塗っていきます。
白い左官の仕上がりは、いつ見ても美しく圧巻です。
左官工事が終わると、雨樋や外部器具取付を行い、外部足場を解体します。
〇断熱工事
断熱材は、壁はセルロース、天井裏はウレタン吹付を行います。
特に冬場だと断熱材が入るだけで体感温度が格段に変わります。
〇木工事完了
内部では、大工さんの木工事が完了します。
弊社では、大工さんに様々な仕事をお願いしています。
天井仕上げ材張り、石膏ボード張り、ニッチの造作、建具や窓の枠取付、階段取付、巾木取付、棚やカウンターの設置・・・
終盤になるにつれ、納品された材料を流れるように遅くまで施工してもらっていました。
また、在来浴室風呂の施工もあり、支給品でお預かりした品々を施工する際は、業者一同緊張の瞬間でした。
想いが沢山詰まった素敵な家に近付き、完成がより楽しみになりました。
本当にありがとうございました。
〇内部仕上げ工事
そして、木工事が完了すると、内部の仕上がり工事が始まります。
内部仕上げ漆喰工事、塗装工事、タイル工事、仕上げ器具の取付が進むと、様々な表情が出るので、一気に部屋の雰囲気が変わります。