なぜ、木に”温もり”を感じるのか?

​​​よく、”木には温もりがある“と言う表現を耳にすることがありますが、

なぜ人は木に”温もり”を感じるのでしょうか?

木そのものが熱を発しているわけではありません。​​​​​

しかし、同じ温度でも、鉄と木では触ったときの感じ方が違います。

​​​​それはなぜでしょう?

 

illustration:WOODONE

答えは、熱伝導率にあります。

 

「熱伝導率」とは、熱の伝わりやすさのことで、

「熱伝導率が高いもの」=「熱を伝える力が大きい」ということになります。

 

下のグラフは、さまざま物体の熱伝導率を比べたものです。

中部森林管理局 局長の木材通をもとに作成

木材は熱伝導率が非常に低く熱を伝えにくいということが分かります。

木材は細孔(非常に小さい孔)がたくさんあります。

スギ(針葉樹)

引用:森林総合研究所

この孔に熱伝導率がゼロに近い空気をたくさん封じ込めているため熱伝導率が低いのです。

木材の場合は、熱伝導率が低く手の温度を奪われにくいので「温かい」と感じるのです。

住宅では、床や階段、手すりなどのよく触れる場所に木材を使うことで、

ヒヤッ感のない 木の優しい温もりを感じる、心地の良い生活をおくることができるのです。

当社のモデルハウスは、無垢の木の床・階段を採用しています。

ぜひ、”木の温もり”を体感しにいらしてくださいね!

https://www.soyo-inc.co.jp/ie_chumon/modelhouse/

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