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合板

日本のほとんどの家が「合板」と「石油製品」で建てられています。
屋根、外壁、床などの下地材はもちろん合板、なんと、床板、窓枠、幅木、見切り材などの仕上げ材までもほとんどが合板です。
いまや、合板無しで家をつくることは考えられないほどです。
合板は、割れにくく使いやすい為、多様に使用されていますが、単板の木理方向を縦・横交互に積層接着した製品の為接着材を多量に使用しています。
この接着剤の成分にVOC(揮発性有機化合物)トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン等が含まれていますが、なぜか規制されていません。
また、万が一の火事で燃えた時に煙や有毒ガスを発生します。

何を使うのか?

MOISS(モイス)画像

外壁の下地にはMOISS(モイス)を使用します。

MOISSを使う理由

MOISSは、あらゆる有害物質を出しません。
それどころか、他の建材やインテリアから発生する有害物質(ホルムアルデヒド)も吸着・
固定化します。
また不燃材の為優れた防火性能を発揮し、煙や有毒ガスの発生も無く、合板より強い耐震性を持ちます。
さらに湿気を調節する高い調湿機能を持っている為 W断熱工法に相性が良いのです。

VOC発生 耐火性 耐震性 調湿効果
合板 発生する 燃える 壁倍率2.5 低い
モイス 発生しない 燃える 壁倍率2.7 高い

詳しくは、モイスのホームページをご覧ください。

 

野地板画像

屋根の下地には野地板を使用します。

野地板を使う理由

昔ながらの野路板は、合板に比べ、無垢材のため通気性や調湿効果に優れています。
乾燥により、板間に適度な隙間が空くことも、通気性を良くし、長持ちさせることになります。

無垢のフローリング画像

フローリングには、無垢のフローリングを使用します。

無垢のフローリングを使う理由

一般的に使用されているフローリングは、見た目はきれいですが、接着剤で構成された合板に、
木目調の印刷をされたものです。
もちろん、VOCが、たくさん含まれていることは言うまでもありません。