テラコッタはイタリア語で「焼いた土」という意味です。もともとは、粘土を素焼きにして作った器や塑像などの総称で、古代ギリシャのタナグラ人形、ルネサンス期にドイツ・イタリアでつくられた胸像などが有名です。 日本では明治より本格的に使用されるようになり、最近では、南欧風の住宅が広まるにつれ、テラコッタタイルが一般的になってきました。 職人が丹精込めて焼いたハンドメイドタイルで一枚一枚表情の違う自然の焼きむらが、やわらかい印象をあたえます。