インスペクション(建物状況調査)結果を重要事項へ

こんにちは、相陽建設 古橋です。

国土交通省は、建物の売買時などにされる重要事項にインスペクション(建物状況の調査)の結果を説明することを義務かしました。

日本の建築の課題の一つに、価値を正しく判断して良質な中古住宅の流通をさせる事があります。

現状はほぼ十把一絡げで、築年数〇〇年だからこのくらいではと、不動産屋さんの周辺取引事例から感覚判断です。

建築屋の目線だと、それはあまりにも建物を見ていない事であり、非常に得する方も損する方も運しだいと言う非常に不安定な環境であります。

そんな事もあり、数年前より弊社では インスペクター(建物診断士)の育成とインスペクション(建物診断)を推奨してきました。

さらに、最近は住宅の履歴管理 言い換えると住宅カルテを作成し管理することに着手しています。

今は、まだ不動産業界も慣例に従った商習慣ですが、10年後はどちらになっているかわかりません。

建設業の社会的使命とお客様の資産価値を守る。そのような思いからの備えです。

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社会の動きを知る事

こんにちは、相陽建設 古橋です。

今、世界的に注目を浴びているトランプ大統領 先週末は、そのトランプ大統領になって世界がそして日本がどうなって行くのか

社長として大きな社会の流れをちゃんと理解しておこうとセミナーに行ってきました。

情報を取る際にとても重要なのは、どこから情報をとるか、誰から情報をとるかこの取捨選択です。

基本マスメディアが流している情報ほど いい加減なものは無いと考えています。

今回は、トランプ大統領が誕生することを、大統領選のかなり早い段階から予測していた世界経済学者の講演を選択させていただきました。

講演内容は詳しく触れませんが、トランプ大統領が当選したのが必然だったという背景と、今 大統領権限でやっている事の正当性

国際競争社会の中でのトランプさんのとるであろう施策(TTPの事や防衛の事)そしてこれからのアメリカ経済の行く末などでした。

トランプ大統領支持の学者さんなので当然と言えば当然かもしれませんが、

日本のマスメディアからとれる情報以外のアメリカの現地情報や世界情勢を織り交ぜ、今年中にアメリカの景気が良くなると言っていました。

どの情報をとり、どう判断し、何を信じるかですが、アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひくと言われるような関係だけに

この良い情報を信じたいと思いました。

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早朝清掃をしながら・・・

こんにちは 相陽建設 古橋です。

本日は、早朝清掃の日でした。全社員で会社周辺のゴミを拾います。

折角早朝の気持ちの良い時間帯に、ゴミ拾いをするのですから、すれ違う人とは積極的に挨拶をすることを心がけています。

こちらから挨拶をすると、無反応もしくは、戸惑いと共に軽く返してくれる人と積極的に時には先方から気持ちの良い挨拶をしてくれる人が居ます。

前者の殆どは、通勤や通学の人であり、後者は犬の散歩やウォーキングをしている人だったりします。

ゴミ拾いをしながら、この違いに関して考えて一つの推測にたどり着きました。

それは、歩く事(行動)に積極的な意思(主体感や目的)を持っているかいないかです。

職場についたら変わる人、飲み会の席で変わる人、趣味の集まりで変わる人色々とあると思いますが

主体感のスイッチが入っている時とそうでない時の違い、とも言えるのかもしれません。

そうであるならこれからの日々を、最低でも家を出るとき、できれば朝の布団からでるときには

今日は残りの人生最初の日、自分の人生を良くするぞ!!と主体感のスイッチを入れて過ごしたいです。

本日朝の特に透き通った空気に色々と触発された気がします。

 

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美しい日本語に触れたくなったので

こんにちは、相陽建設 古橋です。

特に明確な理由は無いのですが、最近 美しい日本語に触れていないな~ と思い

何人かに相談したところ やっぱり三島由紀夫だろうと推薦があったので

三島由紀夫の金閣寺を読んでみています。

あらためて 感性の鋭さや表現の深さに 感服です。

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新卒採用の為のHP取材でした。

こんにちは、相陽建設 古橋です。

昨日は、新卒採用の為に就活サイトへ我が社も登録するので、そのHP作成のための取材でした。

中小企業は常に人で不足と言われますし、実際にその通りな現状があります。

そして多くの中小企業の方々が、社内に教育制度や教育時間が無い、もしくは採用の仕組みがないため即戦力を求め中途採用を基本としています。

さらに、定期的な採用をすることはコストがかかるので、必要になった時に補う様な形での募集が殆どです。

会社を存続させるという目線であれば、これはこれで正しいと考えるのですが

会社をある一定の規模まで成長させたいと思った時には、やはり目標に向かって現実を無理やりにでも合わせていく事が大切で、その為には定期的な採用が必要と考えています。

弊社は、地場工務店(建物の主治医)の社会的使命から、お施主様と永続的にお付合いし、アフターメンテナンスを含めたサービスを提供できるような会社にならなければと考え、建設業は斜陽産業であると思いながらも新卒の採用を定期的に行っています。

この時代に成長戦略をとる事はとても大きな冒険なのですが、今の厳しさより先の強さを求め敢えてチャレンジです。

特に会社の新陳代謝は採用によって行われます。歴史はありつつも常にフレッシュな会社で在りたいものです。

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祖父の命日

こんにちは、相陽建設 古橋です。

本日は、祖父(弊社の創業社長)の命日です。

偏屈で頑固な祖父でしたが、晩年の病院に入院していても

私の顔を見る度に、常に会社はどうだと気にしていたのが印象的です。

継承して10年ですが、この日が来るたびに墓前に現状報告と誓いを立てるのですが

良い結果を報告することができずにこの日を迎えてしまいます。

祖父に負けないように頑張ります。

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無駄をなくす。

こんにちは、相陽建設 古橋です。

経営をやっていて、無理・無駄・ムラを無くすのは 当然であり、最も大切な事と考えます。

今やっていることは、基本的には過去に成功したり、有益であったからこそ残っている訳ですが、

自転車に乗れるようになったのに、いつまでも練習をしている人はいません。

仕組みや制度がその役割を果たしたなら、やっぱり改善・改革をしていくべきです。

ただ、人の成長とか組織の成長、さらには社会が進化していく中で、この無理・無駄・ムラに気づく事が大変難しいです。

そしてその為にも、できれば秒単位でもやり方を改善していくぞという強い意識が大切です。

大きな改善・改革もそうですが、小さな改善・改革を積み上げる事で大きな合理化になる事もしばしばです。

気づき力の向上 私の課題です。

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古いお客様からのご用命

こんにちは、相陽建設 古橋です。

昨日、先代の時代のお客様から 新しい建物を考えているので相談にのってほしいとのご用命がありました。

そのお客様は、いくつか建物を所有されていて、たまたま建物ごとにお付合いする建築屋さんも異なっています。

そのお客様曰く、10年以上前に所有数建物をお願いした建設会社がなくなってしまい、それ以後メンテナスや維持管理の面でとても苦労している。

何かあれば、新しい業者も探したりしてお願いしなければならないし、新しいから人間関係の構築も大変だったと・・・

そのような経験と、弊社担当者がこまめにメンテナンスにお伺いしていてくれたこともあって

建築コストは抑えられるに越したことはないけれど、今回は建てた後の事も考えて、厳しい予算内であるけれどよろしくねとの事でした。

感謝、感謝です。建設業はお引渡しをしてからが本当のお付合い。 会社の存続と発展 頑張らねば・・・

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反対された方からの賛同

こんにちは、相陽建設 古橋です。

毎年の事ですが、この時期は所属する団体や関連団体もしくはお客様の賀詞交歓会や新年会への顔出しで慌ただしいです。

昨晩も 私が理事長を務める地元の橋本商店街協同組合の新年会を開催していました。

商店街と言うと年配者が多いイメージがありますが、橋本商店街は6年ほど前に大きな世代交代があり理事の平均年齢は40代前半の構成になっています。

そのような中、昨日の新年会には年配の方も数人出席してくれて感謝の限りです。

その中に当時、私の理事長への就任に反対された方も来てくれていました。

理事長ですから、参加者全員とできる限り交流をという事で、その方とも昔話に花を咲かせたりと楽しい会話をしていました。

その際に、先方から嬉しいプレゼントを頂いたのです。

それは、「昔、君の理事長に反対したけれど、今は君が理事長で良かったと思うよ」という一言。

当時、面と向かて反対された時 不思議と嫌な気分はしなく、当人もはっきり物を言う存在も大切だろうなんて言っていて

私も笑って反対意見は大切ですからよろしくお願いしますよと、反対意見を言う人に賛同する感じで理事をお願いしていました。

その先輩も理事を卒業されて数年たちますが、無関心ではなくしっかりと関心をもって商店街活動を見てくれていたのだとちょっと感激です。

会社も商店街も、組織(特に歴史ある組織)は代表の私物ではなく、関係者全員の物です。

代表はその歴史の中で最大の権限を持って預からせていただいてると考えています。

だからこそしっかりと運営をし、より良い物にして次世代へ渡さなければです。

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先代による安全祈願

こんにちは、相陽建設 古橋です。

先週末は、会社の新年恒例の安全祈願祭を執り行いました。

どの会社も一年の始まりである新年は、無事故無災害や社業発展の思いを込めて、神社仏閣に初もうでに行くかと思います。

あまり声を大にしていう事でもないのですが、今の時代 ご利益とか強い信仰心があるからこれらの事をやるというよりは

なんとなくとか、やめてしまうと不安とか何かがあった時に後悔したいくないとか、

もしくは、イベント化してしまっていてとりあえず、大きな神社へ行っている方も多いかと思います。

弊社の場合は、先代がちょっと異色の経歴で経営者の傍ら修行を積み 今は、日蓮宗の僧侶なのです。

神道と仏教とは違うのですが、我々の事を書面上でしか知らない有名な神社でご祈祷をしてもらうより

我々の事を良く知り、その時だけでなく毎日我々の願いを声にだしお経をあげてくれているお師匠にお願いすることにしています。

その昔、神社仏閣が日本に広まった背景を考えると、このような営みが基本であり

今の広い生活圏での神社仏閣のあり方の方が異常なのではと感じています。

グローバル化、デジタル化が進む中だからこそ、人のつながりやアナログを大切にしていきたいと思います。

今年も一年 無事に社員とその家族が物心共に豊かな生活ができますように・・・

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