ジェイコブ・デグロムの凄まじい投球は、日本のマスコミでも日本人選手が絡まないにもかかわらず、大きく報じられています。10試合64.0イニングで防御率0.56。ERA+で688という、見たこともない数字が並んでいるのには言葉が出ません。1968年にボブ・ギブソンが防御率1.12のMLB記録を樹立したとき、ERA+は258。2000年にア・リーグ平均防御率4.91、個人防御率のリーグ2位が3.70というときに、ペドロ・マルティネスが1.74という異次元の数字を残したときでさえ、ERA+は291でした。20世紀以降の近代野球では、このペドロが傑出度No.1。これを軽々超えてるんですから恐ろしい。
速球、スライダー、チェンジアップの全てが高レベルで、しかもピッチトンネルを通してくる。一切の無駄を削ぎ落とした、精緻な投球の極致ですね。これ以上手を加えてしまうと台無しになってしまうような完成品。ただ髪の毛だけは伸ばしてくれないかなぁ、あの髪をなびかせて投げるのがかっこいいんですが。
投げてる球は ↑ のほうがすごいけど、髪は ↓ のほうが好き。
既に他の社員のブログでも述べられている通り、ゴールデンウィークを挟んでオフィスの大移動がありまして、2階の総務部と3階の注文住宅事業部が1階に引っ越しました。3フロアに分かれていたのを、ギュッと凝縮したわけです。
なんだかいろいろなことがありすぎて、細かいことについての記憶が飛んでいるほど慌ただしかったんですが、その中で印象深いのは、壁にペンキを塗ったこと。2階にあった神棚を移設する際、後ろの壁を統一するため、削って ――「けずる」と書いて「はつる」と読みます―― から白いペンキを塗ったんです。
この写真の中央に小窓があります。この小窓の右側の壁を弊社が誇る多能工・溝田に削ってもらい、それからペンキを塗ることに。と言っても、自分がペンキを塗るのは急遽決まったことで、作業着を着て出社していたわけでもないので、スーツを汚さないように…
上のワイシャツは脱ぎました。下のスラックスも脱いでパン一になろうかと思いましたが、女子社員もいる手前、それもできず。仕方がないのでスラックスの上から雨合羽を履きました。おかげで蒸れる蒸れる、汗びっしょり。この作業が終わった翌日は定休日だったかな、それとも作業着で出社したのかな。そこらへんの記憶も定かではないんですが、とにかく速攻でクリーニング送りです。
で、ムラがないように塗って塗って塗り重ねて…
今はこの状態で神様に鎮座していただいています。