こんにちは。
相陽建設、現場監督の稲崎絵梨香です。
前回の投稿より一ヶ月が経とうとしているほど、久しぶりの投稿となってしまいました・・・
現在、F様邸では木工事中です。
作業が素晴らしい速さの大工さんなので、私の段取りが追いつかなくなる!と確認の毎日です。
前回の上棟から、すぐに屋根工事が始まりました。
屋根はざらざらとした仕上がりの板金で、雪止めの効果があるものを使用しています。
同時に進んでいる木工事では、始めに雨風を早急に凌ぐ為、外部の施工に入ります。
耐力面材を張り、サッシを取付、防水シートを張ります。
軒下の下地を組み終えたら、ケイカル板の施工です。
写真1枚ずつの紹介となってしまいますが、それぞれの工程に数日かかることもあり、大工さんの負担は計り知れません。
耐力面材の重さは30kgのものであったり、仕上げとなるサッシは傷をつけないよう気を付け、ケイカル板では尾だれという雨が軒下に入ってこないようにする少しの出を設けるなど、作業ひとつひとつに細やかな気配り・体力が必要になってきます。
また、サッシや軒には下地も必要で、温度差の激しい中、素早く動いてくださいました。
本当に大工さんは頭がよく、現場を見ながら、同時に勉強させていただいてます。
外部がひと段落すると、内部の作業となります。
屋根には通気材という、棟換気・軒下換気の通り道をつくる材料を屋根一面に施工します。
同時に、電気・ガス・水道工事も入り、基礎部分に先行で配線や配管を通します。
通し終えれば、基礎断熱工事です。
ピンク色のモコモコしたものがウレタンフォームという断熱材で、触ってみると意外と硬いです。
馴染みがあるものでいうと、発砲スチロールと似た者なので、カッターでも切ることができます。
基礎が出来上がれば、床材を敷きます。
内部の仕上がりとして、一番初めに大きい面として出てくるので、養生は欠かせません。
施工後はすぐに養生を施します。
先日、配線確認、というお施主様に実際に現場を見ていただき、主に配線・下地の位置・高さを確認していただきました。
仕上がりをイメージし、どのように見えてくるか、壁に断熱材を入れる前である段階での最終チェックとなります。
配線確認で確定した変更事項を訂正し、いよいよ断熱工事です。
断熱工事が終わると、間取りや仕上げ部分が増えていくので、完成のイメージがより膨らみます。
今後の工程が楽しみです!