昨日は設計ミーティングにて、インテリアコーディネーターの大貫さんにドミナントカラーについての情報を共有してもらいました。
ドミナント(dominant)とは直訳すると「支配的な」とか、「優勢な」という意味で、ドミナントカラーとはざっくりいうと色相=色味のようなものです。
この色相とは赤、青、緑のような色味の違いのことを表し、イメージの違いを最も表現することが出来る属性です。
ドミナントカラーはブルーとイエローの2タイプに分けらるようで、違う色でもこの色相(ブルーかイエロー)が同じ仲間であれば全体的に統一された印象になるとのことです。
写真の上のグループがイエローで、下のグループがブルー(左の赤と緑はどちらにも属さないもの)
大貫さん曰く、日本人はブルー(が似合う人)が多いようでブルーの人は潜在的にブルーを好む傾向があり、イエローの人はイエローを好む傾向にあるとのこと。
私はイエローなのですが、それを踏まえて私の身の回りを思い返すと部屋のアクセントとしている色、家具の色、ファブリックの色、持っている服の色、怖いくらいにイエローばかりでした。
もちろんドミナントカラーのことなんてこの日まで知らなかったので、無意識に選んでいたのだと思います。
私は昔からインテリアや色を組み合わせる時「自分の好きで固めれば、国やテイストや素材や色が違っても自然と統一感が生まれる」という持論があったのですが、これは正しくドミナントカラーに基づいているのではないかとハッとしたのでした。
これを踏まえておうちの外観やインテリアのカラーを決めていくと、例えたくさんの要素があっても統一感が生まるので失敗が少なく選びやすいとのことでした。
色選びで悩むお客様は多いので、これは選定の際にとっても参考になるなぁと実感しました。
と同時にカラーはドミナントに限らずいろんな配色があるようで、色って奥深いなぁとも思ったのでした。