組織と集団の違いは?というのを、高校時代の野球部の恩師にも、大学時代に働いていた職場の上司にも、同じ事を散々刷り込まれた。
「機能しているか、否か」
機能してこそ組織=チーム、していなければ、それはただの集団だと。
この思考に着地すると、一人では何も成果を出せない事に行き着く。
もう、過去に何度失敗した事かσ(^_^;)
リーダーの求められる要素は沢山あると思います。
特に「時間」に関しては非常に重要なファクターかと。
ファーストチェス理論というチェスという競技において、意志決定を行う上での理論は、「5秒で考えた手」と「30分長考して考えた手」とでは、86%同じ手であるという科学的な根拠から、出来る限り5秒以内に打った手が良いとう考えらしい。
確かになと。
また、「みんなで話し合って決める」という意志決定の方法と、「誰かが一人で決める」という意志決定の方法の決定的な違いは、後者の方法は「時間」が担保できるという事。
意思決定に時間が掛かる時点で、成否を伴う場面では致命傷になる率が高くなる。
確かになと。
一人で決める=独裁、というイメージが着きやすいが、形容詞として「正しい」が着けば腑に落ちる。
本書のある章のタイトルには「正しい独裁はチームを幸せにする」とあった。
独裁をする決定権者は、最も知見を有すべき努力が必要だという理解ですね。
・・・果てしなく遠い着地点のような気がする(T▽T;)
それでは、また。