否定という壁への挑戦

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些細なきっかけから登山と出会い、一つ一つの山を登る中でいつしか海外登山に憧れはじめました。

大学3年の時に単独で念願の北米最高峰マッキンリー6194mに単独で向かおうとした時、周りからの声は応援ではなく、否定の声ばかりでした。

その時間は一人で山にいる時よりも最も孤独な時であり、目の前にまさに否定という壁がそびえ立ってました。

出発直前の空港で、父から電話で一言「信じてるよ」という言葉をかけてもらい、僕は一歩踏み出すことができ、そして今の自分がいます。

最近は講演で学校や企業に行くと、「失敗は悪。失敗が怖い。できない。だからやらない方がいい」という否定の壁をよく感じます。

否定という壁が多くなれば、挑戦だけではなく夢や目標を持たせない世界になってしまいます。

今まで山を登ってきて最も心に残っているのは、登頂した山よりも登ることができなかった山の方かもしれません。

それは決して苦い思い出としてではなく、自然の偉大さに触れ、謙虚さ、優しさを教えてくれました。

つまり、何かに挑戦するということは、成功・失敗、勝ち・負けを超えた世界が必ずあるということです。

しかし、挑戦そのものを否定してしまえば、成功も失敗も何も得ることはできません。

その否定という壁を冒険の世界を通して少しでも無くし、応援し合う世界に少しでも近づきたい。

その想いから、2009年からは「冒険の共有」という秋季エベレスト生中継・配信に挑戦してきました。

冒険の共有は、ただ登る姿を見せる登山でも、流行りの配信でもありません。

挑戦における、失敗と挫折を共有します。

なぜなら本当の挑戦は、失敗と挫折の連続だからです。

それを共有することで自分と同じように今、否定という壁に向かっている人、見えない山を登る全ての人達の支えになり、自分の山登り(人生)を楽しめる人を増やしていく。

それが、僕が目指す頂の世界です。

冒険の世界では、自然における未踏や未開の地で己の限界に挑戦しますが、僕は人間社会も自然の一部と考えています。

自分の限界に挑戦しながらも、人間と社会が持つ心の壁を登ります。

ヒマラヤのような青い空の世界を目指して。

栗城史多

= 栗城史多オフィシャルサイトより引用 =

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彼は諦めない人だと思っていたので、エベレストへの無酸素・単独登頂ができると思っていました・・・。

残念で仕方ありません(T_T)

ご冥福をお祈りします。

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