木のいい香り

こんにちは。

今回は、現場のことについてお話しようと思います。

家づくりには様々な工程がありますが、「上棟」という大きな工程があります。

大抵一日で終わるのですが、 本当におめでたい日で、吉日でなければ施工しません。

内容は、構造の主要の部分である柱、梁、屋根部分までを組み立てていくものです。

家全体の形が分かる骨組みを組むので、倒れないように一気に組み上げなければならないので、非常に大変な作業です。

大工さんも何人かの方に集まってもらい、大型車で木材を吊り上げながらの大掛かりな作業は、圧巻です。

それと同時に、危険極まりない作業でもあるので、私はいつも見守っていたり、ごみ拾いなどの雑務でしか手伝えることがありません。

安全に、スムーズに、気持ちよく作業できる環境づくりが私の仕事です。

 

上棟すると、より細かい窓や筋交いなど、大工さんがつくり上げていきます。

上棟してすぐはとてもいいにおいが広がっていて、深呼吸ばかりしています。

無垢の木材だと触り心地も暖かく、思わず触ってしまいます。

個人的に、小屋裏や下屋の屋根下地が好きです。

閉ざされてしまう空間ですが、外からの雨風を凌ぐために美しく並べられた姿がたまりません。

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